GORE-TEX®のお話 |
↓お店でよく見かける三角のこんなマーク。
ゴアテックスゴアテックスってよく言うけど、何?防水?カッパのこと?
実際良くわからないままお店の人に勧められて買った、という人もいるでしょう。
いいのはわかっているけど、どういう機能があるのか知らない人もいるかも?
ゴアテックスは、ゴアテックスメンブレンという水は通さないが水蒸気は通すことができる無数の孔をもつフィルム状の素材でできていて、それをナイロンなどと貼りあわせたものをゴアテックスファブリクス(生地)と呼びます。そして、それらで作られた高い防水透湿性のあるウエアやブーツの事をゴアテックスプロダクトといいます。
ゴアテックスプロダクトは、強い雨から身を守り強風にも強く体温の低下を防ぎます。また汗をかいた場合でも湿気を外に出してムレを防ぎます。ゴアテックスのジャケットの中に着るウェアも工夫して速乾性の化繊かウール素材のものを選びましょう。コットンはNGです!手入れは、皮脂や泥汚れをそのまま放置すると撥水性の機能が低下するので、しっかり水洗いをして熱をかけて乾かすと機能が維持できます。
ちなみに、私のトレッキングシューズ、ウォーキングシューズ、レインウエア、ゲーターなどがゴアテックスプロダクトです。お値段も少し高いですが、バーゲンやシーズン落ちのものを上手に選んだらお得です。やっぱりゴアテックスにしてよかった・・・と思えるシーンがたくさんありました。
まず大きくゴアテックスには使用用途によって種類があります。
簡単にいうと、「こんな人にオススメ!」というプロダクトクラスという種類で
分けられています。
↓こんなタグが付いているのをよくみかけたことありますか?
大きく4つのプロダクトクラスというのがあります。
GORE-TEX Pro Shell(プロシェル)
高所登山や極限のアルパインクライミングなど
過激な環境下で耐久性を重視したもの。
山岳ガイドや登山家のプロ使用、山行日数が
多い人等ヘビーユーザー向け。
GORE-TEX Performance Shell(パフォーマンスシェル)
防水・透湿・防風・耐久性をバランス良く備えた
汎用性の高い、ベーシックなゴアテックスタイプ。
低山〜アルプスまでの活動範囲にぴったり。
(登山初級〜中級者ってかんじかな…)
GORE-TEX Paclite Shell(パックライトシェル)
軽量・収納性に長けたタイプ。
流行りのトレランやファーストバックパッキングなど
最小限の荷物で移動するのに最適。
防水性・透湿性はもちろん、風雨にも快適さをキープ。
GORE-TEX Soft Shell(ソフトシェル)
裏地にフリース等の保温素材を用いているもの。
一般的なソフトシェルでは伸縮性や通気性が重視されていて、
防水性・防風性は弱いが、ゴアテックスのタイプだと
防水・透湿・防風にも優れています。(お手軽ハイキングにぴったり)
これ以外にもプラスアルファのテクノロジーでより高い快適性のよい製品があります。
例えば、耐摩擦性が高く、レイヤリングもしやすく最高度の透湿性基準に設定されている
GORE Micro Grid Backer Technology(マイクログリッドバッカーテクノロジー)や
一着のウエアに様々なタイプのゴアテックス素材を使用したもの…
生地表面を極めて微細なポリマーで加工し、摩擦に対する耐久性を高めたもの…
上下横からの激しい風雨に対応した防護性の高いデザインを示すもの…
などなど、用途に合わせた様々なゴアテックスがあります。
レイヤーとは生地の層で、ゴアテックスは
表生地・ゴアテックスメンブレン・裏生地の3要素で構成されていて
それぞれに違う機能があります。↓3レイヤーのしくみ
2レイヤーとは図のピンク部分(インナーファブリック)が別素材で裏地をつけたもの。
メンブレンの保護のため裏生地を着ける等して、ゴアテックスファブリックと裏地の間に
空気層そ設け、3レイヤーよりも保温性の高い性質をもっています。
2レイヤー(保護層付き)メンブレンの裏側を特殊加工で保護し裏生地がラミネートされているもの軽量でコンパクトなウエアで、ほとんどのパックライトシェルがこの構造です。
以上 資料はヤマケイJOY特別号から引用
浮浪鮭様ブログより
ランドネ 引用
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