67回目の原爆の日。
朝、娘に『今日は何の日か知ってる?』と聞くと『誰かの誕生日?!』と答えた。
そうかぁ・・・・
広島・長崎に原爆が落とされて67年。
もちろん私も知らない時代の出来事だけど、無関心でいてはいけないと思う。
非核三原則を遵守している日本が、一昨年の大地震で原発事故。
原発で働いていた当時の責任者が『このままでは日本がダメになってしまう』と思った瞬間があったそうだ。
原子爆弾の唯一の被爆国日本が、自国のエネルギー政策のために被爆国になってしまった。
20年も30年もかけて土壌改良をして、やっと有機農法にふさわしい土ができたとたん放射能で汚染された土はもう使い物にはならなくなった・・・と関東で無農薬や有機農法で野菜やお米を作っている知り合いの話。
その知り合いから先日梅干しをいただいた。
『これは貴重な3年ものの梅干しです。原発事故の前に収穫したものなので安全です。安心して召し上がってください。その後のものはダメです・・・』
このコメントを読んで胸が苦しくなって、もったいなくて口にできない。
被爆地広島・長崎では被爆二世三世の方々が、子孫への人体への影響に不安を感じつつ生活されている。まだ戦争は終わっていない・・・
今、自分の無責任さを痛感している。
戦争を知っている自分たちの親たちから聞き取ったことを次の世代に伝えていく大事な役割を忘れてはいけないと思う。
それが戦争を知らない私達の役割だと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿