2012-02-01

ポールのお話 2

日本製ポールとヨーロッパ製ポールの違いは?

前回、ポールのお話1では、アルミとカーボンの違いをお話しましたが
今回は、日本製と外国製のポールについてお話しましょう。

ポールには、日本製のディフェンシブタイプとヨーロッパ製のアグレッシブタイプがあります。ノルディックウォーキングが日本に入ってきた時には、ヨーロッパ製のポールしかありませんでした。例えば、LEKI、エクセル、スウィックス、ONEWAYなどのブランドがあります。特徴は、先ゴム(ラバーチップ)が斜めにカットされており、ポールを斜め後ろについて体を前に押し出して歩くためにポールとグローブ式のストラップがつながっていてポールと手が離れないようになっています。スポーツ的要素の高いウォーキングに適しています。
日本で徐々にノルディックウォーキングの愛好家が増え、特に高齢者や歩行に支障がある方などのために、杖のようにポールを地面に垂直に突くように考えられたのが日本製のポールです。キザキ、シナノ、ハタチ、ミズノなどのブランドがあります。特徴は、先ゴムが丸く安定しており、手はポールに固定されないので脱着が簡単です。リハビリ目的のウォーキングに適しています。

どちらも優れた特性があるので、ポールを選ばれる際は自分のウォーキングの目的が何かを考えるといいでしょう。もし悩まれたら、SHOPの方やイントラにご相談ください。ただ、ノルディックウォーキングにはいくつか協会がありますが、その協会によって使うポールを指定される場合がありますのでご注意ください。また、講習会によっては日本製、ヨーロッパ製の指定があり、もしご自分が持っているタイプと違う場合はレンタルポールを強要される場合もあるそうです。レクチャーの仕方の違いがありますのでやむを得ない場合も考えられます。

ちなみに、大阪ノルディックウォーカーズではどのタイプのポールをお持ちでもOKです。ディフェシブ、アグレッシブ両方のタイプの指導ができるインストラクターがいますので安心して参加してください。はじめての方はレンタルポールもご準備いたします。

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